多汗症の治療において、ボツリヌス毒素A(商品名ボトックス)を注入する方法が、欧米を中心に盛んに行われています。
ボトックス治療は、ワキガ型の多汗にはあまり効果がありませんが、精神性発汗(多汗症)には非常に高い効果を発揮しているようです。
ボツリヌス菌には、神経の末端と結合して、そこから分泌されるアセチルコリンの放出を阻害する作用があることがわかっています。
実は、交感神経の末端で発汗を促進させているのが、アセチルコリンなのです。
したがって、ボトックス治療により、多汗症の治療効果が期待できるわけです。